メッセージ

 日本スペシャシャルティコーヒー協会の 5 代目の会長に就任することになりました関根 伸慈と申します。

2003 年に設立された日本スぺシャルティコーヒー協会は、今年 2016 年で 14 期目を迎えます。初代上島会長はじめ、2 代目林会長、3 代目田口会長、4 代目長谷川会長と、先輩の方々が、協会の発展に尽力され、この 13 年の間に協会の会員数は順調に増え、2015 年末には 1500 会員を超えるまでに成長してまいりました。

この間に、日本市場においては、コーヒー全体の輸入量の低迷や、コマーシャルコーヒーの消費の漸減傾向の中で、スペシャルティコーヒーマーケットは、順調に成長、拡大しております。日本スペシャルティコーヒー協会が行っている市場調査によれば、スペシャルティコーヒーの年間市場規模は、日本のコーヒー消費量全体の約 7%(コーヒー生豆換算60 ㎏麻袋で 42 万袋≒25,000 トン)の規模まで拡大しているとの結果が出ています。

これは、協会の各会員、各委員会がスぺシャルティコーヒーの情報、品質、教育セミナー、および、品質を競う競技会、展示会など、積極的な情報、商品提供活動を行うことにより、スペシャルティコーヒーの持つ、品質の素晴らしさ、多様性の魅力を消費者に評価され、その結果としての消費の増大につながっているものであると確信しています。

この消費トレンドを維持すべく、消費者に美味しいと評価され満足されるコーヒーの普及の為、From Seed to Cup のコンセプトのもとに、協会を挙げて品質、情報の普及活動に取り組み、会員の皆様が産業として成功するスペシャルティコーマーケットのさらなる拡大に取り組みたいと考えております。

今後の協会運営に関しましては、今までの諸先輩の方針を踏襲しながら、スペシャルティコーヒーの多様化や、品質、技術のイノベーションに対応すべく、下記の様な項目をポイントとして、会員の皆様とともに、この協会活動を行っていきたいと思います。

1.スペシャルティコーヒー産業先進国の品質評価、技術、マーケティング関連最新情報の取得と提供
2.生産国における品質、取引の最新情報の取得と提供
3.スペシャルティコーヒーの多様化における、基本的品質レベルの維持と教育
4.各委員会を通じた、教育、情報提供セミナーや、技術トレーニングセミナーの充実
5.品質レベルアップを目的としたスぺシャルティコーヒー各種競技会の継続
6.SCAJ 資格認証制度の確立

日本でのスぺシャルティコーヒーのさらなる消費の増大と、スペシャルティコーヒー産業発展の為、今後とも、協会の事業活動を通じた、会員、社員の皆様のご支援、ご協力をいただけますようお願い申し上げます。

 

一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会
会長 関根 伸慈