ジャパン バリスタ チャンピオンシップ (JBC) 概要

JBCの歴史

JBCマーク

JBCは、コーヒーの競技会として日本スペシャルティコーヒー協会主催にて開催されてきました。競技は「エスプレッソ」を通じた評価が基本となり、決められた制限時間の中で3種類のドリンクを提供いたします。まず「エスプレッソ」、そして「ミルクビバレッジ」、最後に「シグネチャービバレッジ」と呼ばれる創作ドリンクを提供し、味覚評価だけでなく、その過程を含めて提供するまでの全ての作業内容の適切性、正確性、一貫性などを評価します。

競技会のルールはバリスタ チャンピオンシップの世界大会である「World Barista Championship(WBC)」に則り決められており、JBCの優勝者は、WBCへ日本代表として参加しております。 過去2002年に開催されたWBC オスロ大会(ノルウェー)へ日本代表として送り出してから、2005年にはWBCシアトル大会(米国)での門脇選手の世界2位をはじめ2007年には、アジアで初めて開催されたWBC東京大会(日本)での宮前選手の世界第4位とベストカプチーノ賞の同時受賞など世界選手権において好成績を残しております。

競技について

ルールは、WBCのルール改正に伴い例年細かな変更が加えられ、常に「よりわかりやすく」「より公正」に競技が行われるよう工夫がされてきております。また例年、競技は各地方予選を開催しており、その予選を勝ち抜いた選手達は、準決勝・決勝と2日間に通じて腕を競います。

見どころ

各選手の精度の高いエスプレッソの提供。スムーズでムダがなく衛生面まで気をつけた動きは、適切で一貫性があり、見ているだけでも感動します。また、シグネチャービバレッジのパフォーマンスは、競技者の創意工夫が詰まっており、JBCを観戦する上で一番のポイントとなります。

競技風景

Q&A

カプチーノの上に描く絵は?
競技では、ラテアートを描かない伝統的カプチーノを提供しても問題ありません。ラテアートを描く場合には、スティックなどの道具を使わないフリーポアーで「チューリップ」「ロゼッタ」「ハート」などのデザインを提供することが多く、カプチーノ4杯が同じデザインでも良いですし、別々にしてもかまいません。

シグネチャービバレッジってどのようなもの?
各選手のアイデアが一杯詰まったシグネチャービバレッジは、エスプレッソをベースとして、様々な演出をいたします。氷で作ったグラスや、抹茶を使ったもの、カクテルのように見えるおしゃれなものなど様々なシグネチャービバレッジがあります。(※アルコールを使うことはできません。)